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カントン包茎は手術が必要か?

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放置したら危険“カントン包茎”

「包茎」と聞くと、多くの方が「見た目の問題」「清潔さの話」といった日常的な悩みとしてとらえがちです。

しかし、“カントン包茎”はその中でも特別で、放置すると命に関わるリスクもある緊急性の高い医療状態です。

今回は、カントン包茎とは何か、なぜ危険なのか、そして手術が必要なケースについてわかりやすく解説します。

 

 

カントン包茎とは?

カントン包茎とは、包皮を無理にむいた後に元の位置に戻せなくなり、亀頭の根元をきつく締め付けてしまう状態を指します。

見た目は「包皮が輪ゴムのように食い込んで腫れが広がっている」ように見えることが多く、時間が経つほどに腫れや痛みが増し、次第に血流障害へと悪化していきます。

最初は強い痛みが出ますが、進行すると神経がダメージを受けて感覚が鈍くなることもあり、症状が和らいだように錯覚してしまうのが最も怖いところです。

これは「良くなった」のではなく、むしろ危険な兆候です。

 

 

カントン包茎は「手術が必要な状態」なのか?

結論から申し上げると、多くのカントン包茎では何らかの医療処置、そして再発リスクがある場合には手術が必要になります。以下にその理由を説明します。

 

・自然には戻らないケースが多い

軽度であれば冷却や圧迫で腫れを引かせたうえで整復できることもありますが、自力で戻せるのはごく一部です。

多くの場合、専門の医師による処置が必要で、状態によってはその場で切開手術を行うケースもあります。

 

・壊死や感染など、重篤な合併症のリスク

包皮が亀頭を締め付けることで血流が遮断され、数時間~半日ほどで組織が壊死する恐れがあります。

一度壊死してしまえば元に戻せないため、切除手術が必要となります。

また、壊死部分から細菌感染が起これば、蜂窩織炎(皮下の重度な炎症)や敗血症(命に関わる全身感染)へと進行することもあります。

 

・排尿困難や尿閉を引き起こす

亀頭の腫れによって尿道が塞がれ、排尿ができなくなることもあります。

これを「尿閉」といい、放置すれば膀胱や腎臓にまで影響を及ぼします。

 

・再発しやすく、慢性化しやすい

一度カントン状態になった人は、性交や自慰のたびに何度も同じ状態を繰り返す“慢性カントン包茎”になるリスクが高まります。

これを防ぐためには、包茎手術によって根本的に治療する必要があります。

 

 

 

 

「ただの包茎」と放置しないで

カントン包茎は、時間が経てば経つほど悪化しやすく、数時間のうちに壊死や排尿障害、感染症などの深刻な事態に発展することも少なくありません。

「我慢すれば治る」「恥ずかしくて病院に行きたくない」などと考えて放置すると、最悪の場合、命に関わる結果に発展しかねません。

特に「痛みがなくなってきた」という感覚は神経が損傷を受けたサインであり、むしろ危険信号。たとえ症状が落ち着いたように見えても、早急に医療機関での対応が必要です。

 

 

 

 

再発予防には包茎手術が最も有効

カントン包茎の根本的な治療法は、包皮を切除する包茎手術です。

とくに慢性的に繰り返す方、仮性包茎をベースに持っている方は、再発を防ぐためにも包茎手術を強くおすすめします。

症状や生活背景に応じて、負担の少ない適切な治療が可能です。

 

 

 

当院は早期対応で根本治療をサポート

カントン包茎は、「時間との勝負」です。

進行が早く、放置によって深刻な合併症につながる可能性があるからこそ、少しでも異常を感じたらすぐに医療機関へ相談することが何よりも大切です。

包茎は見た目や清潔感だけの問題ではなく、命に関わるリスクを伴うケースもあります。

特にカントン包茎に関しては、軽視せず、早期の受診と必要に応じた手術を前向きに考えることが、健康と安心につながります。

カントン包茎にお悩みの方は、当院の包茎手術にお任せください。

当院の包茎手術は自然な仕上がりにこだわった「亀頭直下埋没法」を採用し、目立たない傷跡と美しい仕上がりを追求しています。

カウンセリングからアフターケアまで、すべて認定専門医の院長が一貫して対応。

研修医やアルバイト医師が施術を担当することは一切ありません。

患者様のお一人おひとりの症状に合わせた最適な治療をご提案いたします。

早めの対応が、将来のリスクを防ぐ第一歩です。

お気軽にご相談ください。

 

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【記事監修】
水戸中央美容形成クリニック
院長 宮崎 浩彦

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監修医師紹介

水戸中央美容形成クリニック

院長 宮崎 浩彦

  • 日本美容外科学会専門医
  • 日本アンチエイジング外科学会認定医
  • 日本形成外科学会 日本美容外科学会
  • 日本美容皮膚科学会 日本レーザー治療学会
  • 毛髪診断士

院長紹介

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