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男性を悩ます包茎ですが、包茎は先天的なものもあれば、様々な後天的原因によってなってしまう場合もあります。
なかでも今回は糖尿病にかかったことが原因の「糖尿病性包茎」という症状についてお話したいと思います。
通常の包茎でしたら、手術によって手軽に解決できるのですが、この「糖尿病性包茎」に関しては、治療の難易度が高く、積極的に治療を行っているメンズクリニックが少ないのが現状です。
なぜ糖尿病性包茎は起きるのか、糖尿病性包茎を治療せずにいるとどのように悪化してしまうのか、など気になる詳細を解説します。
「糖尿病」と「包茎」…
一見無関係に思える症状ですが、なぜ糖尿病が「糖尿病性包茎」を引き起こすのでしょうか。
まず糖尿病にかかると、身体の余分な糖分がタンパク質と結合することで、身体に「糖化」現象が起こります。
この「糖化」は、身体の全ての機能を錆びつかせ、血管や肌、髪の毛なども急激に老化させていく原因となります。
この老化は男性器(ペニス)にも起こり、血管が老化することで必要な栄養が運ばれなくなり、栄養不足となった包皮が亀頭包皮炎を繰り返すようなっていきます。
さらに包皮の弾力も失われると、今まで剥けていた包皮が自然には剥けなくなってしまい、包茎化が進んでしまうのです。
糖尿病性包茎を治療せずに放置しておくと、徐々に症状が悪化していき、QOLの著しい低下につながります。悪化が進むと起きるトラブルは以下の通りです。
糖尿病性包茎をそのまま放置すると、繰り返し亀頭包皮炎になる可能性が高まります。
さらに亀頭包皮炎を繰り返すことで、包皮の弾力が徐々に失われていき、ついにはカチカチに固まった状態になっていっていきます。
カチカチ度合いが酷くなっていけば、うまく包皮を剥けなくなるため、ついには真性包茎と同じ状態になってしまうわけです。
包皮がカチカチに固まってくると、そこが引きつる、下着に擦れて痛いなどの症状の悪化がみられるようになります。固い包皮に刺激が加えられることで、包皮にひび割れなどが入り、出血する可能性もあります。
ひび割れがあることで、排尿時や性交時の痛みがひどくなることも…
さらに、糖尿病の症状として報告されている皮膚のむず痒さが加わると、ペニスがいつでも不快でしかたがないといった状況になりかねないのです。
皮膚が固まり、真性包茎の状態となると、うまく亀頭を洗うことができなくなるため、不衛生な状態になります。
亀頭がうまく洗えず、包皮のなかに恥垢が溜まるようになると、悪臭を放つようになり、さらに雑菌などが繁殖することで、亀頭包皮炎をさらに繰り返すという悪循環に陥ってしまい、ますます症状は悪化することになるのです。
【閲覧注意】
この写真には性器の描写が含まれております。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
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糖尿病性包茎の進行や悪化を防止するためには、どうすればよいか・・・
まずは生活習慣を見直し、糖尿病にならないようにすることが一番です。
しかし、すでに糖尿の症状があり、糖尿病性包皮炎でお悩みであれば、適切な手術を行なって治療することが必要です。
包皮の亀裂部分や炎症部を手術によって切除することで、症状を改善することが十分可能です。
固まったカチカチの包皮を切除することで、排尿時や性交時の痛みも改善することができます。
また同時に包茎を改善して亀頭をしっかり露出させることで、衛生面が改善され、繰り返す亀頭包皮炎が起こらないようになります。
先にも申しましたとおり「糖尿病性包茎」は治療の難易度が高く、患者様を受け入れていないクリニックもありますが、当院では積極的に糖尿病性包皮炎の改善手術を行なっております。
糖尿病が原因で包茎手術を断られた方はぜひ当院へご相談ください。
当院では糖尿病で包茎手術が受けられない方を全力でサポートしています。
男性カウンセラー、専門性の高い男性医師が丁寧に親身に対応いたしますので、まずはお気軽に無料カウンセリングにご連絡ください。
【記事監修】
水戸中央美容形成クリニック
院長 宮崎 浩彦
水戸中央美容形成クリニック
院長 宮崎 浩彦